否定ことば~言動のパワフルさ~

はじめに
《あなたの応援塾》主宰の森下健祐です。
このブログページにお越しくださり、ありがとうございます。
昨日、こんなネット記事を見つけました。
一度、リンク先の記事をぜひ読んでみてください。きっと、いろいろとお感じになることがあるはずです。
左利きに偏見を感じた、子ども時代
私が上で紹介したネット記事を読んで思い出したのは、自分の利き手のこと。私、森下は左利きです。
今は利き手が左だからといって特異な目で見られることは、ほとんどなくなったと感じます。ですが私が保育園児・小学生だった頃は、左利きというとどこか“偏見”に近い目で見られていた覚えがあります。
私は小学生になってから、習字教室に通いました。通わされた、といったほうが適切かもしれません。自分から習いたいとは思わなかったので。ですから、親になぜ習字を習うの?とたずねると、ハッキリとこう答えが返ってきました。
「健祐が、右手で字を書けるようにするため」
私が左利きのままだといろいろと不利益を被るから・・・左利きが原因で差別されるかもしれない・・・両親はきっと、いろいろと思うところがあったのでしょう。「お子さん、左利きなの?」と言われるのが嫌で、周囲の目を気にしていたのかもしれません。ほかに箸を使う際も、右手を使うことを勧められました。結果、字はすっかり右手で書くようになりました(箸は左のまま)。ただ、幼心に
「左利きって、いけないことなんだなぁ・・・できるだけ、右手でできるようにしなきゃ」
こう感じたのは確かです。自分の利き手が、否定されたような感じも受けました。
中学生になってから、私は卓球部に入りました。そのとき、ラケットをどちらの手で持とうが迷いました。私が選んだのは、右手。左手で持つと、何かいろいろと言われそうな気がしたので。
今となってみれば、素直に左手を使っていればもっと上達したかなぁ、つまらないことで迷ってたなぁと振り返ります。が、当時はそれだけ、左利きへのコンプレックスを持っていました。幼いころに、親が私の左利きを必死に矯正させようとしていたことが、やはり脳裏に焼き付いていたんです。(両親を責めるつもりはまったくありません、誤解ないよう、念のため)
今では左利きで偏見を感じることは、かなり減った実感があります。良い世の中になったなと感じます。
言動は思った以上にパワフル
子どもの頃に受けたショッキングな言動は、一生残ります。子どもの将来を大きく変えてしまうことさえ、十分にあり得ることです。たとえ冗談半分の言動であったとしても。「全否定3要素」の記事で紹介されている言葉は、意図してというよりも無意識で言葉に発してしまったり、冗談半分でつい言ってしまいがちな言葉です。
- 人格否定のことば・・・だらしがない、根性がない、お前には無理だ、などなど
- 能力否定のことば・・・そんなことができないの?、馬鹿だ、などなど
- 存在否定のことば・・・そんなことをする子はいらない、顔も見たくない、いなければいいのに、などなど
※より詳しいことは、こちらのリンク先をご覧ください。
こういった言葉、ひょっとするとあなたも子どもの頃、親や学校の先生に「否定のことば」を言われた覚えがあるかもしれません。言われた覚えがあるならば・・・その「否定のことば」はあなたの人生に少なからず、影響を及ぼしているのかも・・・
そしてお母さん・・・自分がされたことと同じ言動をわが子に対してつい、やってしまってはいませんか?
言動の力は想像以上にパワフルなのは、ご自身の体験でご存知のはずです。「否定ことば」は相当パワフルですが、一方で「元気づける・勇気づけることば」も大きなパワーを秘めています。
お子様の将来のためになる「パワフルな言動」、あなたは何ができるでしょうか?
今回もお読みくださり、ありがとうございます。
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