3つの「優位感覚」を知っていれば、子どもにメッセージが伝わる!

《お母さん応援塾》主宰の森下健祐です。
このブログページにお越しくださり、ありがとうございます。
今回は《塾》っぽく、講義のような内容。人の持つ「優位感覚」についてお話します。これを知っていると、特に子どもに対して「何をすれば、よりメッセージが伝わりやすくなるか」が分かります。
「視覚」「聴覚」「体感覚」人は3つのうち、どれかに優れている
人は誰でも
- 視覚(Visual)
- 聴覚(Audio)
- 体感覚(Kinesthtic)
という、3つの感覚を持ち合わせています。「優位感覚」とは3つのうちどれかが、突出している感覚のことをいいます。人は誰でも、視覚・聴覚・体感覚のどれかが優れていると言われています。とりわけ子どもは、大人よりもハッキリと優位感覚が表れやすいです。
つまり・・・子どもの優位感覚が分かれば、コミュニケーションを取りやすくなったり、メッセージを伝えやすくなるんですね(^_-)-☆
褒めることを例にしてみると・・・
たとえば優位感覚を使って「子どもを褒める」のを考えてみましょう。
①「視覚」優位の子に伝わる褒め方とは?
視覚に優れている子は、目から入ってくる情報に強く反応します。
褒めるというと、まず「言葉」で伝えることを想像される方、多いと思います。が、視覚優位の子どもに対して「よくできたね!」「すごい、すごい!」などと言葉「だけ」言っていても、実は子どもには大して響いていません・・・言葉は耳から入ってくる情報ですから、視覚優位の子には響き具合が弱いんです。
となれば、子どもが目で見て褒められてる!と分かるアクションをするのが良策です。たとえば、
- 腕で大きく〇(マル)を作る
- 親指を立てて“Good(グッド)”サイン
見た目で分かりやすいですよ、ね?
他にもいろいろ、視覚で伝えられる手段はあるはずです。考えてみましょう(^_-)-☆
☆ちなみに現代社会では、視覚優位の人が多いと言われています。スマホやテレビなどの影響が大きいからでしょうね。
②「聴覚」優位の子に伝わる褒め方とは?
聴覚優位の子は、耳から入ってくる情報に強く反応します。今度は、①視覚優位の子の場合とは逆です。言葉で伝えることが有効に作用します。
「よくできたね!」「すごい、すごい!」というように、一言のワードで褒めるのも悪くはありませんが(^^;)、聴覚優位の子に対してより効果的なのが、具体的・説明的に褒めることです。
- 毎日10分間、英単語を練習していたから、テストで英単語の問題が正解できてたね。よく頑張ったね!!
とか、
- 掃除のお手伝いをしてくれたおかげで、思っていたよりも掃除が早く済んだわ。ありがとう(^^)
「どうして褒められているのか」を子どもに伝えることがポイント。聴覚優位の子は褒められた理由が腑に落ちて、実感が増しますよ(^_-)-☆
③「体感覚」優位の子に伝わる褒め方とは?
体感覚優位の子は見ること・聴くことよりも、身体を動かしたり物に触れたりといった感覚に強く反応します。となると、視覚優位・聴覚優位の子とはまるで別のアプローチを考えないとなりません。さて、体感覚優位の子への効果的な褒め方、どんな方法が思いつくでしょう・・・?
たとえば、頭をナデナデする。
ハイタッチをする。
握手をしたり、ハグをするなんてのもありでしょう。他にもいろいろ考えられるはずです。
こう挙げてみると、褒め方にもいろいろな方法があることに気づかされますね。
それで、どうやって優位感覚を見分けるの?
3つの優位感覚は、褒めること以外にも応用が利きます。また子どもだけでなく、大人にも同じことがいえます。職場で後輩・部下と関わる場面で活用できそうですね。
ところで、肝心なことが抜けていますね。「3つの優位感覚を、どうやって見分けるの?」
こんなチェックテストがありますので、一度やってみてはいかがでしょうか。
先ほども述べましたが、現代は視覚優位の子が多いと言われています。また聴覚優位は、ADHD(注意欠陥多動性障害)の子に多い傾向があります。体感覚優位の子は、感覚的な言葉を多用する傾向が強いです。
今回は知識的な内容を書きましたが、あなたのお役に少しでも立てたなら嬉しいです(^_-)-☆
今回もお読みくださり、ありがとうございます。
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