ティーチング・コーチング・カウンセリング、そして・・・

《あなたの応援塾》主宰の森下健祐です。
このブログページにお越しくださり、ありがとうございます。
昨日(6/18)のブログで「コーチングって何?」かをお話しました。
ですが、ティーチングとかカウンセリングなど、“~イング(ing)”とつく似たような言葉もありますね・・・いったい何がどう違うんでしょう?今回の記事は、それについてお話します。
ティーチングとコーチング
ティーチング(teaching)は「教えること」。つまり知識だったり、技術・ノウハウを説明したりして、相手に伝えることです。学校の授業とか講義ですね。ティーチングはたいていの場合、話は先生→生徒への一方通行です。生徒は先生の話をひたすら聞くことに徹しがちです。
一方コーチングは、相手が本来持つ能力を引き出すことに重きを置きます。教えるというより「育てる」ための手段です。コーチングする場合、完全に双方向コミュニケーションになります。むしろ先生(コーチ)は、生徒(相手)の話を聴く側に徹します。話すことメインのティーチングとは、だいぶ違いますね。
「教育」という言葉の「教」がティーチング、「育」がコーチングと思ってもらえば分かりやすい、かな?
カウンセリングとコーチング
コーチングに似たものとして“カウンセリング”(counseling)があります。
ティーチングの項で、コーチングは相手の話を聴く側に徹すると書きましたが、カウンセリングも先生(カウンセラー)は相手の話を聴くことがメインです。コーチングと、いったい何が違うの?・・・私も最近まで、違いが分かっていませんでした。ですが明確な違いがあります。それは、
焦点を“過去”に向けるか、“未来”に向けるか
カウンセリングの場合、昔あったことが原因の心の傷をケアしたり、フォローします。つまり、焦点を“過去”に向けての関わりをします。一方のコーチング。過去のことを扱う場面は確かに出てくるのですが、「これから先をどうしていくか」という“未来”に強く働き掛けていきます。
そして・・・その他の~イング(やっちゃダメ!)
ティーチング・カウンセリング・コーチングは、それぞれ特性があります。どれが良かったり、悪かったりといったことはありません。ですが、これから紹介する“~イング”は、知るだけにとどめておいてください。使うことは決してオススメしません!!
ホーニング
放任+ing=ホーニング
読んで字のごとく、放任し続けること。もっと言えば、無関心であり続けることです。
ドーカチング
恫喝+ing=ドーカチング
これも読んで字のごとくです。恫喝(どうかつ)・恐怖をもって、人に関わることです。体罰・パワハラなんかは、ドーカチングの代表例ですね。
やっちゃマズイ。だけれど・・・
ホーニングとドーカチング。やらないほうがイイ、と言うより、やっちゃマズイのは言うまでもないでしょう。が、実際には・・・つい、やってしまっていませんか??
たとえばホーニング。学習塾をやっていくなかで「子どもの勉強は、塾に任せておけばいい」「子どもの進路は、子どもに任せておけばいい」このような姿勢の母親に、少ないながらも出会ってきました。自分には関係ない・考えるのが面倒だ、とでも言わんばかりに・・・
またドーカチング。これは先生また指導者の立場にいる人で目立つと思います。ドーカチングをやっている人は「自分には指導力がない」ことを示しているようなものです。
この二つはホント、知っているだけにとどめておいてくださいね(^_-)-☆
今回もお読みくださり、ありがとうございます。
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