「自己肯定感」って、何?

「ママのような人になりたい!」
お子さんが憧れる“あなた”になるのを全力応援する《お母さん応援塾》主宰の森下健祐です。
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最近よく聞きません?
“自己肯定感”という言葉。
「何、それ?」という方も、当然いらっしゃるでしょう。これまで、あまり注目されなかったワードだと思います。
私は今月の上旬、自己肯定感に関する研修を立て続けに受け、学びました。たまたま研修日程が集中していたというのはありますが^_^;それでも“自己肯定感”というものが社会的にも、随分とクローズアップされてきたのは間違いないと感じます。
“自己肯定感”とは
「自分には価値があり、認め、許し、愛することができる感情」
これが自己肯定感の定義です。“自尊感情”とも言います。もっと簡単な言葉に変えれば、
- 自分大好き!!
- 私って最高!!
という感情ですね(^^)
決して「良いところだけ」ではない
「自分には価値があると認める」と言ってしまうと
自分自身の良いところ、長所だけを注目する=自己肯定感
と理解してしまいがちです。私もずっと勘違いしていたのですが、自己肯定感とは決して自分の良いところだけに注目しましょう、といったことではないです。
自分自身の短所だったり「嫌だなー」と感じるところも、認め・許し・愛すること
これも“自己肯定感”です。人間、誰だって短所はあります。ですから「許し・愛すること」というの」はとても重みのある、大切なワードであると私は理解しております。
“自己肯定感”が注目されたキッカケは、残念ながら・・・
どうして、自己肯定感が注目されだしたのでしょうか。それは残念ながら、決して良い理由ではありません。
日本の子ども(若者)の自己肯定感が、諸外国と比較してずっと低い
という傾向が続いているからです。しかも、年々低下に拍車がかかっています。
下のグラフは内閣府が発表した「日本の若者意識の現状」調査のなかにある、「自分自身への満足感」調査の結果です。自分自身への満足感・・・つまり自己肯定感ですね。
「自分自身に満足しているか」との問いに対して、諸外国の70〜80%の若者が「そう思う・どちらかといえばそう思う」と答えているのに対して、日本の若者は45.1%。圧倒的に低いのが分かるかと思います。
逆に「満足していない」と答えた日本の若者が半分以上です。中にはもっと自分はできるはずだと、奮い立たせる意味合いで「満足していない」と答えた若者もいるのでしょうが・・・それでも諸外国と比べると満足感が低いのが一目瞭然です。しかも、5年前の調査よりも悪化している。
決して「若者だけ」の問題ではないと思うんです
これから日本の若者そして子どもは、諸外国との交流がさらに盛んな時代を生きていくのは、まず間違いないでしょう。若者・子どもにとって自己肯定感が低いまま、外国人と関わっていくのは、相当に厳しいのは容易に想像できます。
若者・子どもの自己肯定感について語ってきましたが、では、私たち大人の自己肯定感はどうでしょうか。
あなたは、自己肯定感が高いですか?
・・・おそらく自信を持って「はい」と言い切れる大人も、少ないのが現状でしょう。
特にお母さま、あなたのお子様が「お母さんみたいな大人になりたい!」と思ってもらえるくらい、あなたは自分自身に価値があると認め・許し・愛していますでしょうか?
お子様のためにも、まず自分自身が輝く!そんな方を増やしていくのが、この《お母さん応援塾》の大きな目的です。
お読みくださり、ありがとうございます。